分類ってよく分からんですね。
会期は2024年3月16日から2024年6月16日まで。
大哺乳類展「3」
前にもあったよなと思ったら、もう5年前のことでした。
哺乳類の基本については、こちらを参照ください。
ただ、前回と区分方法が違うような?(下は今回の分類)
3のテーマが「わけてつなげて大行進」なので、分類がテーマです。
分類について
そもそも哺乳類ってサイズがバラバラですよね。
最大級のシロナガスクジラやゾウも哺乳類ですが、ネズミも哺乳類です。
モグラがだいぶ特集されていたように感じました。
モグラって身近な気もしますが、あまり姿を見たことがありません。
ヘルメットかぶってサングラスしてるんですよね。
はく製については後で触れますが、内臓系もけっこうありました。
こちらはシロナガスクジラの心臓です。私よりでかいです。
門とか目とか、細かいところが分からないので、〇〇とXXが同じ仲間と言われても、あまりピンと来ないところも多々ありました。
骨
あとは骨格もたくさん。
こいつらも区分上は哺乳類。哺乳類とは。(手前のは爬虫類ですが)
アジアゾウとアフリカゾウの骨格が一番大きいかな。クジラかな。
イルカやクジラのヒレに骨ってあったんですね。
しかも指っぽくて、ここだけ切り取ったら普通の手に見えます。
アルマジロの骨。
アルマジロの甲羅(うろこ?)は骨ですが、センザンコウの甲羅(うろこ?)は毛が固まっているそうな。だからセンザンコウの骨格標本には甲羅がありません。
なので、アルマジロとセンザンコウは全く別の生き物。
違った地域・種族なのに同じ目的のために似たような進化をすることを「収斂進化」と呼ぶそうです。
分類
見た目で分かれているとシンプルなんですが、感覚になっちゃいますもんね。
ヒトとサルも分類上は同じ霊長目です。
単位がちょっと分かっていません。
分類上は大きい区分から「界・門・綱・目・科・属・種」だそうです。
あれ、霊長「類」がない…類は慣例的な呼び名のようです。
(正確にはよく分かりませんでした)
はく製のコーナー
一番の見せ場と言いますか、インパクトがあるのははく製コーナーですかね。
基本的な立像が多いですが、すやすや感の強い剥製も。
常設展にもあった気がしますが…
大量の剥製の群れです。
前にも興味ありましたが、このゾウアザラシのインパクトがやはり強いです。
高さも象とあまり変わらないですし、巨大過ぎて違和感があるレベル。
本当にこうやって立てるんでしょうか?
クジラは流石に骨だけ。
これでも相当重たいんじゃないのかな。
ヘラジカも大きいんですが、奥にいたので少しインパクトに欠けます。
なぜかカバだけ頭だけでした。
カバの大きさも味わいたかったんですけどね。
あと改めて見ると、キリンでかいなあ。
感想まとめ
分類についてよく分からなくなりました。
モグラっぽいのとクジラが近いとか言われても、そもそも今回の展示は全部哺乳類という分類をしちゃってますしね。
ミミズだってオケラだって、アメンボだって。
悪魔召喚。
アリストテレスも分類に関わっているらしいです。
紀元前から、クジラやイルカが哺乳類と知っていたとすると、なんかすげー。
最後に、キリンのアレを貼っておきます。
おまけ
規模は小さいですが、別会場で「海生無脊椎動物」の展示もやっていました。
深海は骨格にとらわれないので、やりたい放題の生き物が多いですね。
規模は小さいのですが、変な動物を見たいならこっちですね。