直島編その3は、島内に並んでいるアート作品と、移動方法について。
島内移動は電動バイクで
前回もちょっと書きましたが…島の中は、(免許あれば)電動バイクがオススメです。
直島は小さい島なので、島の周囲は16kmくらい。
ですが(結果論でもありますが)島は急坂だらけなので、普通の自転車でぐるっと回るのはかなり体力が要ります。
最低でも、電動アシストはないと自転車を押して歩くことになるでしょう。
一気に降りるのは気持ちいいかもしれませんが。
今回、宮浦港の真ん前にある、こちらのレンタルバイク屋さんで借りました。
自転車も、草間彌生モデル(?)がありました。これは乗りたくないかな。
というわけで、「海の駅なおしま」前のレンタルバイク屋で借りたのが、こちらの電動バイク。
1日利用で1,500円なので、想像よりはるかに安かったです。
また、電動バイクはパワーがないイメージでしたが、パワーモードにすれば、急な坂道もスイスイ登れました。
まちなかアート&綺麗にされた島
島の中は、大小さまざまなアート作品が並んでいます。
こちらは、中に入ることもできる網目状の作品。
これはアートではないと思いますが、急に広場がありました。
急な坂の手前にあったので、ここで休んでいっていいよという優しさでしょうかね。
これもアートと言えばアートでしょうか。
丸いものに鯉のぼりが一匹泳いでいます。
この庭は、自然ではなく、計算されたものなんでしょうね。
後で書くつもりですが、モネの「睡蓮」がある地中美術館のそばの池ですので、モネの庭をイメージしたのでしょう。
これも地中美術館近くの道路。花をきちんと手入れをしているようです。
また、三菱マテリアルの方々がゴミ拾いをしているのが印象的でした。
直島は自然景観も良い
急坂が多いということは、高台が多いということ。
なので、自然の風景もなかなか素敵です。
漁港っぽい景色も見えました。
しかし、よく見ると黄色いボツボツのある物体が遠くに見えます(画像の一番下)。
島の南部へ
以下、私がいるのは、島の南部辺りです。
少し荒廃した感のある海岸。
駐輪場や駐車場から、数分歩かないと黄かぼちゃにはたどり着けません。
駐輪場に電動バイクを停めると、海に向かう鳥居が置いてありました。
ちなみにこのお婆さん方が鳥居の真ん前にいたので、写真撮影のため、どくのを静かに待っていたのですが、
BBA1「あの人、写真撮ろうとしてるからどいた方がいいんじゃない?」
BBA2「別にいいのよ。むしろそうなると居たくなるのよね(笑)」
という、理不尽な嫌がらせをしてくる方々でした。ありがとうBBA1。2は駄目だ。
BBAがいなくなるまで、近くにあった石碑を眺めていました。
「若山牧水」の歌碑だそうですが、すみませんわかりません。
まだBBAがいたので、映らない角度で撮影。遠くにまた、黄かぼちゃが見えますね。
誰もいなくなった鳥居。そもそもこれは何なのか、よく分かりませんでした。
黄かぼちゃとベネッセハウス
島の南部は、有名な黄かぼちゃと、ここいらを開発した複合施設ベネッセハウスがあります。
まずは黄かぼちゃ。
少し海に突き出たところに設置されています。
高さは2mくらいですかね?
よく見ると、どちらかというと苦手です。このボツボツが。
黄かぼちゃ辺りの海辺は、けっこう綺麗です。
人もそこまで多くなかったので、ここは静かです。
ベネッセハウスは、ホテルやショップ、パークなどが一体となったリゾート施設です。
オーシャンビューの素敵なお部屋のようですが、一泊のお値段は最安でも3~4万円、高いと15万円以上するので、そう簡単には泊まれません。
その庭(自由に入れますが)に、黄かぼちゃや、その他アートが置かれていました。
こちらはネコ。
パオーン。
こちらはショップ。
直島土産や、アート作品も売られています。黄かぼちゃのキーホルダー(1,620円)とかね。
ショップ前に誰かと何かが居ました。
赤かぼちゃと、その他島の中でみつけたもの
こちらは、島の東部で見つけたもの。
駐輪禁止と書かれていますが自転車が何台か停まっています。
中に入れるようですが、何かに使っているのか、作品なのか?
こちらは「なおしま浮球かえる」。さっき、鯉のぼりを持っていたのも、よくみればこいつ?名物なのか?
こちらは、「I♡湯」=あいらぶゆ。
大竹伸郎というアーティストが手掛けたようです。
かなり奇抜なデザインでしたが、風呂としても使われているそうな。
入ろうかと思ったのですが、私が行ったときは地元の方々がでかい声で語り合っていたのでやめておきました。
表にはたくさんの金魚が。冬場もここにいたのでしょうか。
最後は、もう一つの島の名物、赤かぼちゃ。
『太陽の「赤い光」を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった』と草間彌生自身が語った作品。
(直島観光協会のHPより)
・・・だそうです。
こちらは黄かぼちゃよりも数倍大きく、中に人が入ることもできます。
窓からのぞくと、中にも水玉模様が。
島アートの感想
島にアート作品が転がっているというのは、良い事だと思います。
ただふと思い返すと、いろんな場所に芸術作品は置かれているんですよね。
少し大きめの駅前には、必ず銅像などが置かれていますし、(変な)オブジェが設置されていることも多々あります。
直島ほど大々的に打ち出していないだけで、自分の住む地域にも芸術作品はあるのかなあと改めて思いました。
もう少し、街を注意深く観察すると面白いかもしれない。
ただ、草間彌生の良さは、余計に分からなくなりました。
黄かぼちゃはずっと見てると、ボツボツ感がやや気持ち悪いですね。
それを思うと、全ての水玉があまり好ましく感じなく…
私の思うアートは、理論も大事ですが、それ以上に感じ取るものですから、合わないものは合わないで仕方ありませんね。
直島編はまだまだ続くよ。