日本三大〇〇のコーナー!今回は日本三大居酒屋のひとつに行ってきました。
東京・月島にある居酒屋「岸田屋」です。
岸田屋の場所など
岸田屋ですが、都営大江戸線の月島駅から徒歩5分強のところにあります。
勝どきからも歩ける距離です。
月島はもんじゃ焼きが有名ですが、それにしても店がたくさんあるなあ。
岸田屋は、「月島西仲通り四番街」にあります。
この通り、平日15時~19時、休日は12時~19時が歩行者天国になっているのはいいですね。
それほど目立つ外観ではありませんが、「大衆居酒屋岸田屋」を見つけました。
まだシャッターも閉まっている時間で、暖簾も出ておりません。
営業時間は17時から。
張り紙によると、日・月・祝日はお休みです。
岸田屋は並ぶこと覚悟で
着いたのは、木曜日の16時30分。開店30分前ですが…
既に8人並んでいて私が9人目。というより、行列があるので店に気が付きました。
シャッターが閉まっていると分かりづらいですからね。
並んでいる年代的には、20代~60代と幅広く、若い女性もおられました。
2人連れもいましたが、残りは私含めてソロ活動。
店側も行列に慣れているせいか、丸椅子が10個ほど置いてあり、そこで座って待つことができます。
ただ、隣のもんじゃ屋の排気口のせいか、独特のにおいが常にしています。
ようやく開店!店内はレトロレトロ
※ちなみに写真については人の顔はうつさないでくださいと注意を受けたので、全員訳アリになっています。
17時になり、待ちに待った開店です。
暖簾がかけられ、お客さん達が入っていきます。最終的に、行列は20人くらいになっていました。
店内は、狭い「コ」の字型。これもコの字というのかな。カウンターが20席ほどしかない狭い店内です。隣の人とは肩が触れ合いそうな距離でした。
机及び全体的にもそうですが、特に天井に歴史を感じます。
明治33年に創業、居酒屋になったのは昭和4年(1924年)。
居酒屋としてももう100年になりそうなお店です。
これは私の席から見た風景。
メニューは両サイドの壁に貼ってあるのみなので、私の真後ろにも貼ってあります。
食べたものたち
最初に席に着いたときに、順番に注文を聞かれます。
最初にチューハイ、煮込み、肉豆腐、ぬたを注文。
酒は普段飲みたくないのですが、居酒屋のマナー的に飲まないと…と思ったら右隣のソロ女性は堂々とウーロン茶でした。それが許される店だったか…
まずは名物とされる煮込み。正確には牛煮込み(500円)です。
ネギはアリかナシかを聞かれますが、アリにしたらこの量で大満足です。
煮汁にしっかりと味があり、肉にもきちんと染み込んでいました。濃いめですが辛味などはなく、まろやかな感じでした。
続いて頼んだのが、ぬた(500円)。ぬたって知らなかったんですよね。
ネットで「ぬたが良かった」というカキコミを見たのと、左隣の人が頼んでいたのでこちらも頼んでみました。
刺身じゃん!と思ったけど、酢味噌が下の方にあり、味噌を付けて食べます。
味噌が少しピリっとしていて、煮込みに負けない味で良かったです。
同じく名物とされる、肉豆腐(680円)。
煮込みと似ていますが、少し違います。この牛肉とネギはまあそこそこかなあと思ったのですが、豆腐が味付いていて美味しかったですね。
からしもたまのスパイスになります。
締めに頼んだのは、ズワイガニの酢のもの(450円?)。
カニ、ワカメ、キュウリがポン酢でまとめられており、さっぱりとしました。
単価が安い!
煮込みなどはけっこうボリュームがありましたが、合計で2500円強でした。
周りのソロたちは、2000円以下で帰っていく人も多く、客単価が低いのも人気の秘密なのかもしれません。
味は非常に良かったですし、接客態度も〇。
両隣が狭すぎるというのは私にとっては難点ですが、話しかけても良かったかもしれません。
1時間弱飲み食いして、退店は18時頃でしたが、外には新たに10人ほど並んでおりました。
月島の商店街はいいですね。
感想まとめと過去記事紹介
というわけで岸田屋でした。
今回は大門で用があったので早い時間に寄れましたが、また近くに行くことがあればぜひ行きたいというようなお店です。
反面、いつになるか分からないほど並ぶのは、勘弁かなあ。
そして、三大居酒屋も残すところは大阪天王寺・明治屋ですが、意外と大阪に行く機会がなく…
まあ3年以内には行くかなあ(適当)。
和歌山県白浜町には既に行ったので、こちらの記事も合わせてご覧ください。
日本三大居酒屋とは何か?なども上記過去記事に書いております。
コンセプトカフェを巡る(最近そのルールも崩れてきてますが)カフェ巡りに続いてコンセプト居酒屋・バー巡りもありですが、いかんせんそれほど酒が好きじゃないし、カフェよりも値が張るしなあ。