正式名称が「神宮」というのはすごいですね。
俗にいう伊勢神宮です。
今さら伊勢神宮については語り尽くされているので、ここでは画像中心に外宮・内宮の様子を書き連ねていきます。
作法通り、まずは外宮へ。
神宮には外宮(げくう)と内宮(ないくう)があり、外宮から参るものとされています。
近鉄の伊勢市駅から、参道を歩いて徒歩5分ほどで外宮に到着します。
一本道なので、迷うことは恐らくないでしょう。
外宮は、正式名称「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」というそうです。
知らなんだ。
ここでは左側通行です。
「昔の侍が刀を左側に差していたので、刀同士がぶつからないように寺社は左側通行」と聞いたのは本当なんでしょうか?
第一の鳥居。
奥がうっそうと茂った木々のおかげで暗くなっているのが良い雰囲気ですね。
下の写真の左手、「せんぐう館」という伊勢神宮の資料館のようなものがあったのですが、2019年11月7日まで改装中とのことで、残念ながら入れませんでした。
仕方ないので、この舞台で舞おうかと思ったのですが、それも駄目でした。
ボランティアガイドの方が、他の人に話しているのが聞こえたのですが、この鳥居の上部が横から見ると五角形というのが珍しいと言っていました。
本当かしら。
こちらが外宮の鳥居をくぐったところ。
この日の気温は高かったのですが、木々があるので比較的涼しめです。
どこから来たのか、子ガメが放たれていました。やられるかと思いました。
神宮の歴史について。内宮・外宮以外にも100を超える摂社・末社があるそうな。
こちらが外宮の札所。
御朱印のところは大行列ができていました。
朝の9時頃でしたが、多くの人がいました。
謎の岩。皆が写真を撮っていたのですが、何だか分かりませんでした。
隣の人から「これ何ですか?」と聞かれたのですが「みんな見てたので」という日本人らしい回答しかできませんでした。
外宮の正宮へ
第一の鳥居から、ゆっくり歩いても10分弱で到着。
こちらが「正宮」(しょうぐう)と呼ばれるメインの社です。
礼服の集団が出てきたので何かあったのでしょうか?
こちらが正宮の正面です。撮影ができるのはここまでで、この中は不可です。
また、この先もすぐに行き止まりで、その先は総理大臣、さらに先は皇族しか入れない(んだったはず)のです。
けろ隊もここまで。
内宮も同様ですが、正宮の入り口には、このようなものが置かれていました。
正面入り口を直接開かないような、そんなしきたりがあるんですかねえ。
こちらが、遷宮前というか遷宮跡というか。
伊勢神宮の「遷宮」は基本的にお隣に移動するため、そこの候補地です。
今現在は何も建っていないのですが、そのうち(20年に1度)こちらに移されることでしょう。
続いて、末社を周っていきます。
この橋は亀に見えるのですが、写真だと頭と尻尾が撮れませんので、気になる方は現地で確認してください。
末社はたくさんあるので、適当に写真だけ。
これも地蔵に見える石だそうです。右側が頭で、左の平べったい部分が体。
まあ見えなくもないですね。
そんな感じで外宮は終わり。
外宮の入り口に戻ると、そこから路線バスで内宮に行くことができます。
歩いても1時間程度で辿り着けるそうですが、まあ長いうえにそんなに面白い道でもないのでバスか電車が楽でしょう。
内宮へ
さて内宮のバス停からスタート。
こちらはお土産や参道が、外宮に比べると充実しています。食べるところも多め。
こちらが参道方面ですが、先に内宮へお参りに行きます。
こちらが第一の鳥居。
ここで写真を撮る人が多く、ひとり旅あるあるですが、やたらと撮影を頼まれます。
けろ隊はここにも現れる。
内宮ですが、正式名称は皇大神宮(こうたいじんぐう)。
「だい」ではなく「たい」です。
ここでは有名な天照大神が祭られています。
鳥居をくぐると、この宇治橋を渡っていきます。ここでは右側通行でした。
参道をてくてくと歩いていきます。
砂利道を通っていくと、小さな橋が。
昔の寺社はこのように小さくても水路を設け、外からの火事を防いでいたそうです。
次の鳥居をくぐります。
すると手水舎の代わりに(手水舎もありますが)、五十鈴川が流れています。
こちらで手を清めるのもいいでしょう。
ここがお土産売り場。
こちらが神楽殿。
更に奥へと進んでいきます。
10分強歩いていくと、こちらが内宮の正宮です。
例によって、この先は撮影禁止です。厳かなりよ。
内宮の末社など
その他末社など。ダイジェストでご覧ください。
こちらの荒祭宮(あらまつりのみや)は、普通の状態よりも「荒々しい」天照大神の魂がいるそうで、こちらの方が願いが叶いそうな気がします。
伊勢神宮・感想まとめ
というわけで「一生に一度のお伊勢参り」を無事に済ませてきました。
が、だいたい7年くらい前にも行っているので、一生で二度目です。
昔の記憶よりも外宮・内宮の間が近く、ざっと正宮を周るだけなら半日で十分でした。
一方で、お隣のおかげ横丁(観光スポット、お土産など)が記憶よりもだいぶこじんまりとしていて飲食店が少ないなあという印象でした。
先に記事にしたように京都・奈良側から行くのも行きやすいですし、名古屋からならうまくいけば電車一本で到達できます。
江戸時代には伊勢から江戸の町にPR部隊が来ていたそうですが、今となっては言わずと知れた名所です。
一度も行ったことがない人は、ぜひ一度どうぞ。