ここ30数年、偏頭痛ではなかったのですが、ここ数ヶ月は気圧の低下による頭痛がとても酷くなってきました。
むち打ち的なものと天気
交通事故の後遺症で、背中にむち打ちのような症状は常に持っています。
(むち打ちも、なる前は若干うさん臭いと思っていてすみませんでした)
天気が悪くなると、やはり痛くなることがよくありました。
逆に、痛くなってくると「これから天気が悪くなるのか?」と気が付くようにもなりました。
まったく要らない特技ですが、時々動くのが難しいくらいに痛むこともあったので、これはこれで厄介でした。
3月に行った京都で具合が悪かったのは、今思えばそのせいですね。
天気もやや悪かったですし。
頭痛の症状と天気
3月くらいに初めて偏頭痛になったときは、深刻な風邪でも引いたのかと思いました。
こめかみの辺りから、眼の奥に至るまでがズキンズキンと痛みます。
その時は、ただただ横になって耐えていて、半ば意識を失うように眠っている間に天気が晴れに変わっていて治りました。
そこで、ああ天候・気圧によるものかと気が付きました。
そして5月、九州で大雨&関東もそこそこの雨という日に、またしても激しい頭痛に襲われました。
今回の方が痛みがひどく、そして時間も長く、数時間経っても一向に治る気配がありません。
横になっていてもつらいし、起き上がると吐きそうになるので薬を買いに行くことすらできませんでした。
バファリンはあらゆる痛みに効く?
スマホを見るのもつらかったのですが、なんとかAmazonでお薬を発注しても、来るのは2日後らしい。
これは耐えきれないと思って、気を紛らわす意味も込めて「治す方法を教えてくだ…さ……い…」と知人に連絡をしたところ、なんと「薬を買ってくるから、何が欲しい」と言ってくれました。
「頭痛にバファリン」を刷り込まれていましたが、調べてみると「あらゆる痛みにバファリン」と書かれています。
きっと腹痛や腰痛、恋人を失った痛み、人類が環境に与える痛みなど、いろんなものに効くのでしょう。
というわけで、バファリンを依頼。
インターホンに出るのもしんどかったですが、届いたバファリンを飲んで30分ほどしたらだいぶ回復し、1時間くらいで普段の状態に戻りました。
バファリンなんて、半分は優しさなら効かないだろという発言は訂正してお詫び申し上げます。失礼いたしました。
逆にもう半分も有効成分だったら、効きすぎるような気もします。
あらゆる痛みかは分かりませんが、少なくとも気圧低下に伴う偏頭痛には効果ありでした。
効いたよね、早めのバファリン…と思ったんですが、このキャッチフレーズはパブロンでしたっけ?
天気痛の傾向と対策
気圧の低下に伴う偏頭痛の全容はまだ正確に分からないようですが、いろいろネットで調べた限りでは、「低気圧による酸素濃度が下がり、血管が膨張することで起こる」という説があるそうです。
魚も水深の深い所から浅い所にくると膨張しちゃいますし、これに近いことが起きているんでしょうかね。
偏頭痛の対策とされるものでいくつか試したのですが、バファリンが一番効果があったように感じました。
(個人の感想です)
1)横になって安静 ⇒ぼちぼち(というかこれしか無理)
2)部屋の光を弱めて薄暗くする ⇒こうかはややあり
3)頭を冷やす ⇒こうかはいまひとつのようだ
4)水を飲む ⇒未知数
5)バファリン ⇒こうかはばつぐんだ
それにしても、今更になって何故、気圧の変化に弱くなったのでしょうか。
上に書いたように背中は痛みましたが、頭痛、しかも激しいものはここ2~3か月に頻発しています。
睡眠不足はもう10年近いのでそのツケがいよいよ回ってきたせいか、自粛の中で気づかないうちに運動不足などが蓄積されていたせいか。
ただ偏頭痛は原因がイマイチ分からないことと、天候を操る能力が私にまだないため、基本的には対症療法しかできません。
天気予報だけではない、天気痛対策の予報アプリ「頭痛ーる」というのも入れてみましたが、あくまで予報であって警戒することしかできません。
バファリンを常備&一回分くらい携帯するようにしておくくらいですかね…
あとはよく眠るようにしよう(これを書いているのは午前3時)。
そして頭痛がおさまると、元の通り背中の痛みが増してきました。
バファリンは背部痛には効かないのかな。