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【読書感想】「ロミオとジュリエット」。悲劇の代名詞を初めて読んでみる。

「ロミオとジュリエット」 シェイクスピア著 中野好夫 訳

 

これまた超有名作品ですが、舞台・映画も観たことありませんし、内容もほとんど知りません。

「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの」みたいなセリフだけ聞いたことがありますが、それが何なのかは分かりません。

 

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約400年くらい前の作品ですが、ネタバレを含みます。

まあロミジュリがどんな内容か知りたい人は逆にいいのかも。

 

 

「ロミオとジュリエット」あらすじ

中世・イタリア。

エスカラス公爵が治めるヴェロナ。

二つの有力な貴族、モンタギュー家とキャピュレット家は、犬猿の仲であった。

家主である両氏だけでなく、その家族や部下同士も敵対関係にあり、街でのケンカなど衝突もしばしば起こっていた。

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ある晩、キャピュレット家のパーティに(建前上)招かれたモンタギュー家の嫡子・ロミオ。

そこでキャピュレットの令嬢のジュリエットに出会い、これまでの恋の悩みも吹き飛び一目惚れしてしまう。

また、ジュリエットの方も、名家のパリス氏に求婚を求められながらも、ロミオに同じく一目惚れ。

 

堂々とは会えない家柄同士、ジュリエットのバルコニーに、ロミオは夜な夜な会いに行きます。

二人は瞬く間に婚姻の契りを、内密に交わしました。

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ロミオが友人であり親族のマキューシオ、ベンヴォ―リオと街で語らっているところに、キャピュレット家のティボルト(ジュリエットのいとこ)が出現。

いざこざがあり、マキューシオがティボルトにより殺害されてしまう。

友人を殺された怒りに任せ、ロミオはティボルトを切り倒した。

そこに公爵が現れ、ロミオを「国外追放」に処すこととなった。

 

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ロミオの追放を知り悲しみに暮れるジュリエットは、両親から名家のパリス氏との婚姻を言い渡される。

乳母に「ロミオがいるのに、結婚なんてできない」と嘆くジュリエット。

しかしもはや犯罪者となったロミオと永遠の愛を誓ったとも言い出せず、「結婚しないなら出ていけ」と言われ、追い詰められるジュリエット。

 

国外追放となり、ジュリエットと決定的な別れとなってしまったロミオ。

僧ロレンスとジュリエットの乳母と手を組み、「パリスとジュリエットとの婚姻の日、ジュリエットに薬を飲ませて仮死状態にして死亡を装い、仮死から目覚めたらこっそりロミオのところに逃がす」計画を練り上げた。

予定通りジュリエットは薬を飲み干し、仮死状態になる。

事情を知らないキャピュレット家は大騒ぎとなり、葬儀が執り行われ、人々は大いに悲しんだ。

 

部下に国内の様子を探らせていたロミオの元に「ジュリエットは死んだ」との一報が入る。

絶望で心を失ってしまったロミオ。

街の薬屋から毒薬を調達し、ジュリエットの墓を目指す。

 

最後にジュリエットと共に眠ろうとするロミオ。

墓を暴く途中、婚約者のパリスに襲われるが、返り討ちにして殺害。

冷たくなったジュリエットの横で嘆きながら、毒薬を飲み干して昇天した。

 

そこで仮死状態から目を覚ましたジュリエット。

目の前には婚約者のパリスと、真の夫であるロミオの遺体。

様子を見に来た僧ロレンスが説得するも、ロミオから離れられないジュリエット。

ロミオの持っていた短剣をみつけ、これは幸いと胸に突き刺し、ロミオの後を追った。

 

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さすが悲劇の名作

今でこそよくあるパターンとも言えますし、「悲劇」ということは知っていたのですが、ジュリエットまで後追いするとは知りませんでした。

当時の時代背景は貴族間の争いが激しいのだろうくらいしか想像できませんが、日本で言えば大名家同士のように、そしてそういう上流階級に限らず、お互いの家柄というのは今よりもはるかに重視されていたのでしょう。

そこに焦点を当てて悲劇として描き、かつ現代まで語り継がれているというのは単純に凄いなあと感じました。

 

親同士の争いに子どもが巻き込まれ、そこに互いのすれ違いが重なってしまって起きた悲劇。

しかし無事にジュリエットが駆け落ちしていたとしても、恵まれた貴族の生活を捨てたその先は幸福だったのでしょうか。

この二人ならば幸福だったのでしょう。

 

ポエムが多過ぎて読みづらい

ただ、本として読んだ場合、いくつか難点はあります(だいたい仕方ないことですけど)。

まずは、先日読んだ「マクベス」と同様に、あくまで舞台脚本であるため、情景描写や心理描写もなかなか分かりにくいです。

非常にポエムっぽく、舞台っぽいセリフなので、時代背景などもイマイチ知らないなか、結局何を言っているのか細かい部分まではよく理解できません。

さらに、このロミオとジュリエットはシャレや下ネタが割と多いようで(訳のせいではなさそう)、輪をかけて分かりにくいセリフ回しとなっています。

 

また、この訳者のせい(?)なのか分からないところでいえば、セリフの後に謎の空白が多用されています。

 

下の画像の2行目からを一部抜粋すると…

ジュリエット まあ、どうしたの?だれがお呼び?

乳母                         お母様でございますよ。

ジュリエット                          お母様、ここよ。

                              

これ、何なんですかね?

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「ロミオとジュリエット」感想まとめ

細かい描写は正直理解できませんでしたが、悲劇の名作を読むことができて良かったです。

ポエムもあるからこそ、舞台作品として、悲劇作品として引き立つんでしょうね。

淡々と普通のセリフだけ言っていても、読みやすいけれども無個性だったかもしれません。

ただ、本で脚本を読むよりも映画や舞台で観た方がいいかなと思いました。

 

ストーリーも「王道」…と言いますか、むしろ「元祖」や「始祖」といったものに近いのかなあ。

ただロミオとジュリエットがお互い一目惚れですぐにくっついていて、もう少しロマンティックな出会いや惹かれ合う様子とかあるのかと思っていました。

また、ジュリエットが13歳と、想像よりはるかに若かったですね。

ロミオもまだ17歳で、今で言えば、高2と中1の恋愛の話です。

また、出会いからの期間もせいぜい1週間くらいだそうですね。

 

現代よりもはるかに婚姻・成人が若かったのでしょうが、それでいて後追い自殺ができてしまう程に相手にのめり込むんですねえ。

17歳の頃の私なんて、学校終わってバイトかプレステ2で遊んでたくらいの生活っぷりですよ。

13歳なんていったら、ポケモン金ではしゃいでたくらいの頃かなあ。

 

 

訳によっても、だいぶ印象や読みやすさも変わるかもしれませんね。

 

 

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