カフェ巡りのコーナー。
今回は長野県長野市、善光寺の中にあった「お休み処」です。
厳密には、大勧進(だいかんじん)というところのようですが、看板に「善光寺」とも書かれておるのう。
場所
場所は、善光寺の本殿から徒歩1分くらいです。
建物の名前は「紫雲閣」というみたいですね。
「大勧進」=浄土宗である善光寺の寺務を取りまとめる天台宗の寺とかなんとか?
善光寺と大勧進と紫雲閣、この辺の区別が分からぬ。
しかし「イタリアン・トマト・カフェ」という看板と、純和風な寺というのがミスマッチにも見えます。
こちらがその紫雲閣。
善光寺の本殿から見ると左側にあります。
みんな、御開帳に夢中なせいか、本殿の通りから一本曲がると、結構人がいないんですよね。
この正面の左側が入口。
善光寺・御開帳に敗れ去った私は、ここで疲れを癒すことにしました。
店内の様子とサンドイッチ
中に入ってみると、池と善光寺の門がよく見える、なかなか眺めのいいところでした。
床は畳ですが、椅子とテーブルなので座りやすいです。
席数はテーブルが10組くらいだったか、それほど多くはありません。
こちらがメニュー。
寺っぽさは抹茶くらいでしょうか?
やや空腹でしたので、日替わりサンドイッチにしました。
この日は「キノコとミートソースのホットサンド」でした。
堂々と良い席を取ったので、待っている間も、境内の喧騒を見ることができます。
ホットサンドがこちら。
オリーブの串刺しと、ポテトチップスが付いておりました。
ホットサンドは美味しかったですが、ポテトチップスは暑い中ではちょっと食べたくなかったかなあ。
感想
善光寺の御開帳フィーバーの割に、時間が多少早かった(11時頃)とはいえ、結構空いていました。
店内も静かですし、外の眺めもなかなかです。
参拝で疲れたときには良さそうですね。
このカフェの運営は「イタリアン・トマト」だそうです。
調べてみると、全国に何店舗かありました。
千葉県には野田と柏にしかなかったので知りませんでしたが…
こぼれ話。
牛にひかれて善光寺参り…という言葉は知っていました。
牛車に乗ってという意味かと思っていたらそうではなく、(ごく簡単にまとめると)ある女性が、牛に布を取られたので追いかけていったところ善光寺にたどり着き、そこで信心に目覚めた…というような話でした(牛は仏の仮の姿のようなもの)。
おさかなくわえたドラ猫追っかけて、とあまり変わってないのですが、お寺に行き着くとそういうものなのでしょうか。
過去のカフェ巡り記事