また広告についての記事ですが、愚痴ではないです。
これを書いている少し前ですが、下のH&Mの広告に批判が相次ぎ、謝罪&取り下げになったそうです。
何が?という感じでした。
これがジェンダー的な視点なのか、児童保護の観点なのか分かりませんが、これで批判されて謝罪に追い込まれるなら、広告業にいなくて良かったです。
「Make those heads turn in H&M’s Back to School fashion(H&Mの『バック・トゥー・スクールファッション』で注目を集めよう)」(※ バック・トゥー・スクールは新学期の意)
この文章がセットになったのが問題だそうです。
まず、普通(?)の女児はファッションで注目を集めようとしていないのに、それを煽ることが駄目というコメントも。
そのまま記事の学者さんのコメントを引用すると、「自身の性的魅力を気にする主体が女児」なのが問われているらしいです。
女児が何歳までを指すのか分かりませんが、子どもということならば、ありとあらゆるファッション誌、特にティーン向けは存在がアウト?
そうすると、子どもたちのあらゆる「かわいい&かっこいい」を煽る広告は全部アウトなんでしょうか?
そもそもこの広告も、性的魅力をアピールするようなものなんでしょうか?
スカートだからかも知れませんが、じゃあスカートは全て性的なもので、それを履いてアピールしたら性的アピール、セクハラというか。
個人的に、これがアウトなら広告として嫌なのは…
ショッピングモールなどの女性向け下着売り場のポスターが通路から見えるところに貼られてるのもアウトなんじゃないのとよく思っています。
通路でぼーっとしているところに、そういうポスターが貼ってあると不快なんですよね。
成人してるのでモデルさん自体はいいのかも知れませんが、下着一丁の写真が公衆の面前に晒されてるのは、環境的セクハラに近いのではないかと思っています。
さて、今回のまとめ。
こうなると、基本的に子どもはもう広告に使わない方がいいですし、むしろ人間そのものがリスク。
アニメキャラでも、人間チックなのも駄目でしょう。
碧志摩メグとか、温泉むすめとかね。
かと言って画像生成AIも、もはや人間に近いのでアニメ以上に駄目そう。
そうなると人権というものが実質的に一切存在しない、動物やその他のキャラクターということになります。
著作権はさておき、ミッキーマウスをモデルとして、ファッションでも何でも着させれば、炎上リスクはないのかも。
というわけでみなさん、安全なふなっちょ&けろをPRに使うようお願いします。
本当に思ったところは、今回がそうだとは言い切りませんが、誰でも難癖つけて火種を投げ込める時代でもあるということですね。
怖い怖い。