在宅勤務が増えております。
しかし、弊社は社外から社内ネットワークに侵入不可なため、在宅勤務というよりは自宅待機です。
とはいえAmazonPrimeで海外ドラマばかり観ていても仕方ないので、多少は勉強をし始めています。
いろいろあってから集中力を完全に失った私ですが、集中力を高めるポモドーロ・テクニックを試すことにしました。
結論だけ先に言えば、外部環境さえ整えれば上手く使えると思います。
ポモドーロ・テクニックとは
※きちんと学んだわけではなく、聞きかじり・読みかじりの知識ですので、勘違いしていたらすみません。
「ポモドーロテクニック」とは、集中力を発揮させるための時間管理術です。
人は、あまり長い時間、集中を継続することはできません。
具体的には「25分作業、5分休憩」を繰り返すことで、作業中は常に集中力を高めた状態で臨むというものです。
Wikipediaによれば、(25+5分)を4セット実行したら、少し長め(15分程度)の休憩を取るそうです。
ちなみに1980年代にイタリア人が考案した手法だそうです。
アレクサのスキルを使ってみる
いちいちタイマーを25分・5分とセットし直すのも面倒ですし、そのたびにスマホをいじると邪魔になりそう。
そこでアプリか何かないかと探していると、Amazonのアレクサのスキルの中に、「集中タイム」というのがありました。
「アレクサ、集中タイムだ!」と叫ぶことで発動する能力です(事前にスキルオンにしてないとダメですが)。
これはポモドーロ・テクニック通り、25分と5分をアレクサが図って教えてくれるもの。
これでいちいちスマホをいじったり、時計を気にしなくてもアレクサが声で教えてくれます。
買ってて良かった、Echo show。
ただ、2つ難点が。
まず、アレクサがごちゃごちゃうるさいんですよね。
スタートのときは「それでは集中タイムを開始します」くらいしか喋らないのでいいんですが。
25分経過、そして5分の休憩明けは、「そろそろ5分経ちました。休憩が終わります。しっかり休めましたか?作業の準備はよろしいですか?それでは集中タイムすたーと」
と、ちょっとクドイ。
もう1つは、25分のタイマー中に「環境音」が鳴ること。
水の流れる音や炎っぽい音などは別に気にならず、むしろあった方がいいと思うのですが、謎の「ポン!ポン!ポポン!」みたいな音が25分続くこともあり、かなり集中力を削ってきます。
この部分の音が選べればいいのですが、ランダムに音が選ばれ、それが25分続くため、ポンポポポンの時は「ハズレタイム」として集中しづらいです。
在宅勤務に向くか?
で、在宅勤務という名の自宅待機時に使ってみました。
割と順調に最初のセット終えました。
そして次の25分のターン。
15分ほどが経過したところで職場から電話。
ポモドーロ・テクニックのルール上、25分の間に邪魔が入ったら、その時点で一度リセットしてまた0分目から25分間に入ります。
なので、「アレクサ、ストップ」で一度終え、「アレクサ、集中タイムだ!」と再び叫ばねばなりません。
そして今度は10分経過くらいで、また電話。
ストップ&集中タイム。
今度はまた15分経過くらいで、テレビ会議しましょうというメール。
ストップ。
というわけで、私は二度目の休憩にたどり着くことなく終わりました。
在宅勤務(自宅待機)でも、外部との連絡の頻度によっては、あまり使えないというか、使っていることになるのか疑問でしたし、使う意味が見いだせないなあと感じました。
読書や自習には良さそう。環境次第。
このポモドーロ・テクニックを使い倒すには、スマホの通知関連も全て切らないといけないでしょう。
自宅待機でやることがないとはいえ、流石に電話くらいは出られる状態にしておかねばなりません。
逆に、休日の読書や自習などには最適だなあと感じました。
ノッてきていると25分が「もう終わり?」と感じることもあるんですが、それくらいで一度休んだ方が、後々にまで集中力が続くんじゃないかなと思います。
25分間は基本的にじっとして本を読んだり、せいぜいタイピングか筆記くらいしか身体を動かさないので、休憩の5分はストレッチや深呼吸、水分補給などをするようにしています。
ちなみに小説などを読んでいても、25分が経過したらピタッと止めて、続きは休憩後としていました。
区切りのいいとこまで…と思わなくもないのですが、途中で切っても没入度というか、内容理解にもそれほど問題ないんですよね。
【ポモドーロ・テクニックを駆使して読んだ本】
というわけで、ポモドーロ・テクニックを使ってみた話でした。
飽きてきたら、また別の時間管理術や集中方法を探してみたいと思います。