歳のせいなんでしょうか?
創作全般において、ファンタジーな世界観に入るのに苦労するようになりました。
ひと昔前、ファイナルファンタジー13が、「ファルシのルシがパージしてコクーンで」みたいな文言でネタに(馬鹿に)されていました。
もう正直、そんな用語を聞いただけで、ああ無理となってしまいます。
その世界では何が常識で、どんな人種や亜人種がいて、モンスターがどうで魔法があって…とか。
もうそういうのをいちいち理解するのが面倒くさくなってしまっています。
ゲームに限らず、ドラマなどもそうです。
海外ドラマの「ゲームオブスローンズ」は面白いとは聞いてますが、冒頭の雪山のシーンと、次の村で弓矢の訓練をしているシーンで何度も挫折しています。
氷に囲まれた世界から始まって、人間なのか亜人種なのかよく分からないのが出てきて、ナントカ王国があって、そこがナントカ王子と…とか、もう面倒くさい!
これまで私が観た海外ドラマも、多くは現実社会を舞台にしたもので、そこにちょっとした「スーパーヒーロー」が出てくる場合もありますが、車で移動もするし、スマートフォンを持ち歩いていて、法律違反をすれば警察が動く、普通の社会設定です。
別にリアリティを求めているわけではなく、単に世界観に入りやすい(むしろ世界観というより単なる現実社会)から良いなあというだけの話です。
「なろう小説」(及びそのアニメ、ゲームなど)が40代のおっさんに人気と聞きます。
数作しか観たことがありませんしジャンルとしては嫌いな方ですが、あれはテンプレ的な「RPGの世界」なので、スッと入りやすいのでしょう。
中世っぽくて、ダンジョンがあったり、モンスターが現れたり、ギルドがあったり。
ドラクエやFFに古く親しんだ元・冒険者の40代なら分かりやすいです。
冒頭に書いたファイナルファンタジー13ですが、やってみれば何となく世界観は掴めてきました。
ゲームだと自分で操作するという没入感があるせいか、少し入りやすいのかなと思います。
ドラマなども、最初の理解前の段階さえ乗り切れば、あとは楽しめるんですけどね。
ゲームオブスローンズも我慢して数話観ればいいんでしょうが…いつか克服してみたいとは思います。
こうした「ファンタジー忌避症候群」は結構深刻な気がして、年寄りの悪癖なのかなと感じています。
気を若く持つためにもファンタジーに挑戦していかねば、先に脳死してしまうかもしれない。
そんなに関係ないけど、以下は海外ドラマ紹介記事特集 。
【ビッグバンセオリー】
【シリコンバレー】
【The Tick】(実社会+スーパーヒーロー)