Switchゲーム紹介のコーナー。
今回は「アイドルマネージャー」です。
アイドルを育てるというよりは、アイドル事務所の経営です。
ゲームの概要
主人公はひょんなことから(あまり背景は描かれず)、アイドル事務所を経営しようとしています。
そこへ「不二本」という男が現れ、投資してくれるという。
不二本から500万円の資金を受け取った主人公は、さっそくオーディションを開始。
マネージャー、作曲家、ダンサーも雇用してアイドルの売り出しを始める。
雑に言えばそんなゲームです。
アイドル事務所の経営
基本画面UIはこんな感じです。
右側が不二本から借りているビル内の様子。
左側に各種メニューがあります。
右上の資金が尽きたら(正確には尽きて30日が経過したら)ゲームオーバー。
まずはオーディション。
5人の応募者から好きなだけ選択できます。
ここはガチャと同じで、アイドルの能力は初期からかなりの差があります。
現実だとそれを見極めるのは難しいのでしょうが、ゲームなので数値と色(ブラックが一番レア、ゴールド、シルバーの順)で判別できます。
時間経過は1日ごと。
時間は停止と加速もでき、加速すると1日は20秒くらいで終わるのかな。
お金は原則として週単位で計算されます。
仕事があればそのお金が入ってきますが、テナント料やアイドル・スタッフの給料などの出費があります。
できることは、日銭を稼ぐ「公演」、ファンを増やす「宣伝」、メディアなどの仕事の獲得、シングルの作成、コンサートの実施など。
公演や宣伝は一日1回しかできません。
仕事の獲得(写真撮影やTV出演など)はマネージャーがやってくれますが、仕事に応じてアイドルのスタミナやメンタルが減少していきます。
例えば、コンサートのライブの実施は、曲目(セットリスト)を作り、会場・金額などを決めていきます。
それによって売り上げやお客さんのボルテージが変わってきます。
アイドルはレッスンを受けたり、年齢を重ねたりして成長していきますが、一方で減少する能力もあります。
また、スタッフ陣もレッスンさせることで成長したり、「研究ポイント」というポイントでスキルを獲得したりできます。(逆にスキルがないとほぼ活躍できません)
スキャンダルや総選挙も
アイドルグループらしく、総選挙イベントも実施できます。
総選挙の順位は、事務所側で操作することもでき、1位~10位まで好きに設定できます。
実際のアイドル事務所がやっているのかは知りません。
また、単なるスキャンダルだけでなく、昨今の芸能・炎上関係でありそうなニュースなどのイベントもあります。
SNSでの過去の発言が取り沙汰されたケース。ありがちですね。
対応をミスすると、例えばCM出演していた企業から賠償金を請求されることも。
こちらはアイドルや事務所が悪いわけではないケース。
こういうのもありそうですね。
便乗して面白がってみたら、巨額の賠償金を取られました。
なお、アイドルに手を出すこともできますが、スキャンダルにはご注意。
動画はこちら
操作感、UI、音楽などはこちらでご覧ください。
ちなみに最初のプレイでは、破産しています。
感想まとめ
最初は資金を稼ぐことと、アイドルの体力維持をすることに苦労しましたが、ゲーム開始当初に適切にお金を稼げば、あとの経営は楽でした。
シングルを出すか、コンサートを実施すれば、巨額が儲かるようになります。
炎上イベントなどはリアル志向ですが、そこはゲーム。
事前のデータ通りの売り上げなどが出せるため、現実よりは遥かに楽なんでしょう。
億単位まで行きましたが、10億円単位くらいまでは楽に稼げます。
不満点は、後半の単調さと細かなUIなど。
安定してお金が稼げるようになると、特に何もしなくても事務所は回っていきます。
何かフラグ管理がバグって、同じイベントを延々と見せられたことも。
一応テキストスキップ機能はあるのですが、結局全文表示されるのでかなり遅く、同じイベントを見るのはストレスですね。
UIに関して言えば、まずスティックでカーソルを操作するタイプです。
元々がPCゲーム前提なので仕方ないとは思いますが…
これがすぐにラグのせいで遅くなったり、意外と細かい部分で操作処理が変わったり、変に選択肢に吸着力が強かったりするので、細かいストレスでした。
また、いろんな場面で名前入力や数字入力するのですが、これがSwitchのUIで入力するので、かなり面倒です。
シングルの曲名などは入力できるのですが、入力が面倒で「1」「2」とか「ああああ」とかになっていきます。(売上に支障はなさそうです)
イベントの会話などがやたらと説教くさく感じたのは、私だけでしょうか。
おっさんだけでなく、アイドルもそんなことをよく言っていた印象。
(これは別に悪いことではないですが)
まとめのまとめ。
やることは多く、管理しようと思えば相当な管理能力を求められます。
一方で、ずさん経営でも序盤さえ乗り切ればほぼどうにかなるので、後半は少し単調。
「次のイベントは1年後」となったときはかなりダレました。
アイドルに造詣の深い人ならもっと楽しめるのでしょうか?
私はそもそもアイドルに興味が全く持てなかったので、その辺はわかりません。
経営ゲームというかシミュレーションは、浅い部分では好きなんですけどね。
この手のゲームはハマると一気にだらだらとやってしまいます。
年を取るとそんなに集中してやらないのですが、気づいたら3時間くらいぶっ続けてやっていました。
そういう意味では、2000円台としては十分楽しめたと思います。
ただ、パソコン(Steam)でも発売されているようなので、そっちの方が操作・UI面でやりやすいと思います。
過去ゲーム紹介記事
適当に抽出。