この時代に新しい鉄道(?)ができるとは。
前回の宇都宮
宇都宮駅に来たのは何年振りか…と振り返ると2年ぶりくらいでした。
確か桃鉄令和版が出たとき「最初の目的地に決まったところに行く」ということで宇都宮が選定されました。
ムッシュに会ったのも懐かしいです。
さておき、宇都宮に来るのももう4~5回目くらいです。
泊まったのは1回ですが、私にしては頻度多め。
宇都宮駅・東口
最初に宇都宮駅に行った10年近く前~2年前の間、東口については特に思い出がありませんでした。
餃子屋の「みんみん」があって大行列ができていたことだけ覚えていますが、特に東口に向かったこともなく。
2014年に行ったときの様子。1時間くらい並んだような。
それがライトレールができたのに合わせて、ペデストリアンデッキや「Utsunomiya Terace(宇都宮テラス)」なんて駅直結の商業施設までできていました。
さておき、今回はライトレールに乗るのが目的です。
ペデストリアンデッキの途中で右手側に降りる階段があります。
その階段を降りたところが、そのままホームになっています。
ライトレールが入ってきているところ。
乗り方など
路面電車などに慣れている人はさておき、私はバスにも慣れていません。
そしていきなり乗るにはライトレールはなかなか難しいです。
まず、他の路面電車やバスと同様、ライトレールには改札がありません。
Suicaなどがある人は、乗るときにドアの両端についている下段(緑)のタッチポイントにタッチします。
そして降りるときは上段のオレンジ色をタッチ。
現金しかない人は、ホームで整理券を取ります(バスと同じように番号が書かれている?ようです)。
そして3両編成の最前列のみ、現金で払える運賃箱があるのでそこで支払って降ります。
細かい部分や正確なところは乗ってみて確かめてくれ!
乗ってみる
だいたい12分置きくらいにやってきます。
こちらがライトレール。黄色くスタイリッシュで、まだ3か月程度なので綺麗です。
また、音が全く聞こえないくらいに静かです。
宇都宮駅以外の駅は、だいたい道路上に作られているようです。
こちらがホーム&やってくるライトレールの様子。
ホームが結構狭いのと、列がいまいち(後で書いてます)なので、ちょっと乗りにくい。
誰もいなくても、ちょっと狭く感じます。
車両は3両編成で、座席は1両に20席弱くらいしかないように見えました(混んでたのでよく分からず)。
乗り心地は、噂通り安定していて結構いい感じです。
横揺れはほぼ全くないと言ってもいい気がします。
道中は坂などもあるのですが、それでもほとんど吊り革不要なくらい。
ただ、加速・減速での縦揺れはありますので、一応掴んでおきましょう。
先頭車両のさらに先頭に乗ると、運転席からの景色が多少のぞき込めます。
当たり前ですが、路面電車用の信号も付いていました。
私は路面電車の無い千葉県での運転がほとんどなので、路面電車がある道路の運転は超苦手です。
オペレーションの課題
どれだけ地元の人が乗っていたのか分かりませんが、ほとんどの人が乗り慣れていない印象がありました。
ドアに付いているSuicaのタッチポイントが、乗るときと降りるときで別というのが分かりづらく、きちんとタッチできていない人もいました。
私が乗っていた20分程度の間だけでも、ちゃんと乗車料金を払えないまま降りて行った人が2人いました。(わざとではないようですが)
また、ホームに並ぶ烈が全く整列されておらず、誰がどこから乗るのかよく分かりませんでした。
更に細かいことを言うと、Suicaタッチが車両ドアの両端についています。
通常の電車の場合、降りる人がドアの真ん中あたりから降り、乗る人は一旦両端に避けて降りる人を待ってから乗ります。
ただ、このライトレールの場合、降りる人もドアの端からタッチして降りる必要があるため、お互いがドアの端でぶつかり、人の動きが一瞬止まって余計に混雑しています。
宇都宮駅にも駅員さんが何人も立って、いろいろ説明・整理してましたが、あまり通じてないようでした。
感想まとめ
物珍しさで乗ってみましたが、乗り心地は良かったです。
ただ、今は私みたいな観光チックな人も来ていますが、あくまで宇都宮市民の生活路線です。
実際、乗ることが目的で行った先はあまり(観光客的には)魅力を感じず、10分程度乗った「宇都宮大学陽東キャンパス」駅で降りて、即折り返しました。
片道150円だったかな。
キャンパス駅には大きなショッピングモールや映画館があったので、生活するにはいい駅なんでしょう。
ただ、この人口減少で縮小していく社会で、こういう新しい交通インフラができるのは珍しいこと。
維持費とか難しいことは私には分かりませんが、明るいニュースなのかなと思います。
ちょっくら乗ってきました😗#宇都宮#ライトレール pic.twitter.com/CE88aKT78C
— GO@ひとり旅・読書・ブログ (@GK_GK21) December 9, 2023
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