毎年この時期に駆け込み的にふるさと納税をしています。
まあ賛否はあって、究極の金持ち優遇策とも言えますし、単なる通販だとも言えるのですが、生活のためにはやった方がお得な制度であることは間違いありませんので、体勢に流されてやっています。
少しでも趣旨に沿うように、今年は「前に行って良かったところ」を中心に選びました。
瀬戸内市「オリーブオイル」
瀬戸内海はなかなかのんびりできました。
あの辺りは、岡山市、高松、尾道辺りにしか行ったことがありませんが、掘り下げればまだまだ行くべきところは多そうな気がしています。
そんな中、オリーブオイルが欲しかったということもあり、 瀬戸内市のオリーブオイルをチョイスしました。
今年の3月くらいにささっとふるさと納税したのですが、今年は個人的な飲食店応援キャンペーンをしていたせいで、自炊の回数が激減。
結局ほとんど使い切らないままに手元に残っているんですよね。
このペースでは、来年分はオリーブオイルを選ぶことはなさそうです。
益城町「馬刺し」
2016年4月14日(その他複数)に、熊本県を中心に大規模な地震がありました(熊本地震)。
益城町で観測された地震の大きさは、東日本大震災を上回って日本最大だったそうです。
その半年後の2016年10月、私は熊本旅行に出かけました。
何度か書いているように、私は純粋な寄付やボランティアをするほど人間ができていないので、「可能な範囲で贅沢する」ことで経済的に少し貢献しようという程度のことしかできません。
そんなわけで、熊本にプチ豪遊しに行きまして、馬刺しを5000円分くらい食ったり、日本一の石段に挑戦したりしていたわけです。
その時に益城町を通ったのですが、倒壊した家の前で立ちつくしている(ように見えた)人を見たときに、ものすごく悲しくなった思い出があります。
東日本大震災の跡、2014年に気仙沼市に行ったときに、被災して生還した人に話を聞いたこともありましたが、その時は、その方の前向きな発言もあって多少の希望を感じました。
熊本では直接話を聞いたわけではありませんが、何と言うか複雑な心境になりまして、今回選びました。
と、綺麗ごとを言いましたが、馬刺し好きなんですというのが一番の理由です。
まだ届いていませんが、楽しみなり。
五島市「クエ鍋」
五島市についても何度か触れていますが、これまでの何十回というひとり旅の中で、会う人会う人がみんな親切というのは五島市が初めてでした。
そもそも旅で人と話すこともほとんどないのですが、向こうから積極的に話しかけてくれ、しかも不快どころか有難みを感じたのは、五島が一番でした。
ただ、数か月前に長崎市の方とオンライン居酒屋をやった際の事。
五島市でも、やはり当時はコロナ禍の影響で「地元以外お断り」という店なども散見されたと話を聞きました。
それ自体は、離島ですから医療機関も乏しく、良くも悪くも狭いコミュニティに生活があるので仕方ないかなと思います。
まあそんなわけで再訪が当面難しいので、ふるさと納税で行った気分を味わおうということです。
クエについては、たぶん食べたことがないんですよね。
高級魚だとか、幻の魚だとか言われてずいぶん持ち上げられているように感じます。
和歌山県白浜町でも食べる機会があったのですが、日本三大居酒屋に惹かれてしまい食べそびれてしまいました。
そんなわけで、今回はクエ鍋を発注。
こちらもまだ届いていませんが、楽しみです。
なぜ地元の千葉県を入れないのか
私は生まれも育ちも千葉県です。
千葉県内には世話になった市町村も多いのですが、ふるさと納税ではあまり利用していません。
比較的すぐに行ける範囲ですから、直接行ってお金を落としてくればいいわけで、ふるさと納税業者に手数料取られても仕方ないですしね。
そんなわけで、あと数万円分の枠が残っていますので、もう12月になってしまいますが、早々に決めたいと思います。