今週のお題「遠くへ行きたい」
私の人に話せる唯一の趣味であり、このブログの中心コンテンツでもあった「ひとり旅」が今の状況下ではなかなかできなくなっています。
2020年5月末現在はそうですが、これから外出自粛が解禁されていくことが予想されて県外越境ももう少しゆるくなりそうですので、旅行・観光について思うことを。
※過去記事がベッタベタと貼ってあります。
最近の私のひとり旅
3月、コロナが今ほど騒がれていないころ、有馬温泉~京都辺りをふらふらしたのが直近では最後のひとり旅です。
ここ数年、花粉シーズンは数日とはいえ沖縄県に逃げ込むことにしていたのですが、今年はそれも残念ながら無理でした。
また「エジプトにいくんだ」と意気込んだものの、そちらもキャンセル、失ったのは3万円です。
でも↓のイラストは気に入っています。
10年くらい前に、「そうだ、全国47都道府県を周ろう」と思い立って、7年くらいかけて全て到達しました。
また、ポケモンGOと合わせたものとして、「47都道府県出身のニョロトノ47体を集める」企画も終えています。
こちらは2017年頃からスタートしたので、3年程度で達成しました。
国内旅行>海外旅行な理由
国内旅行中心に旅をしていた理由は2つ。
1つは、海外旅行は抵抗があるから。
言語も文化も分からない上、場所によりますが、金も日程も国内の倍以上かかります。
友達でもいれば良いのでしょうが、ひとり旅ですからね。
元々、行動力や積極性がある方でもないので、海外はなかなか思い切りがつきませんでした。
そんな中でのエジプト旅行キャンセルは、せっかくの決心が揺らいで残念でした。
もう1つの理由は「国内でも十分面白いのでは?」という視点です。
極端に言えば、隣の県に行くくらいでも、十分違いがあってそれなりに面白いと感じることがあります。
私が幼少期~青年くらいまで、千葉県千葉市という、全国的にみれば都会ではあるものの観光としては極めて半端な市に住んでいたこともあるかもしれません。
なので、雪降りしきる北国も、もの悲しげな日本海も、そびえ立つ日本アルプスも、3月のハイビスカスも、私からすると新鮮な感じがします。
観る旅行から体験型へ?
昨今、よく言われることです。
消費についても「モノ消費からコト消費へ」なんて言いますよね。
が、私は観る観光も十分に好きです。
景勝地に行って景色を眺める。何となく街を歩く。
よく謂れは知らない寺社を訪れる。
かといって、写真や動画では物足りません。
絶景スポットなどが分かりやすいのですが、行くまでの過程、着いたときの視界の広がり、風、日差し、匂いなど様々なモノが絡み合っての価値だと思います。
写真は写真で綺麗だとは思いますし、逆に行くきっかけにはなりますけどね。
街歩きと観光
観光地ではなく、行った先の駅前などを歩くのも割と好きです。
ここに住んでいる人は、この駅でどこか出かけて、ここで買い物するのかなあとか。
あとは地元のスーパーなどに入ってみるのも好きですね。
知らない食材、総菜などが当たり前のように売られています。
食事の無いビジネスホテルなどに泊まった場合は、総菜やおつまみ系の土産品などを買い込んで、部屋で食べるのも割と好き。
人との出会いと観光
出会い(恋愛じゃないよ)を求めて旅をする人もいますね。
これは否定はしないのですが、あまり気にしたことがありません。
これまで観光で訪れて、みんな良い人だったなあと思うのは五島列島ですね。
ゲストハウスのおっちゃん、カフェのお婆さん、レンタルバイクやのおばさん、旧五島空港の方々…皆さんが親切で気さくな方々でした。
時々、地元の人に話しかけらることもあって話し込むこともありますが、こちらからはあまり積極的でありません。ただ嫌いじゃない。
それぐらいの距離感がいいかなと思っています。
今の時代と私の性格上、積極的に人に話しかけるのもなあと思いますし、受け身の中でも得るものがありますし。
遠くへ行きたいか?
「遠くへ行きたいか?」と問われると、「距離にこだわりはない」という言葉遊びになってしまいます。
エジプト旅行に行こうとしたのも、「今と違うもの」が観たい・感じたいというのが根底にあるのだと思います。
それはさっき書いたように、程度の差はあれど隣の町にも隣の県にもあるものです。
流石に今住んでいるのは〇〇4丁目ですが、そこから徒歩数分の〇〇3丁目に行ったくらいじゃ感じ取れませんが、知らない場所に行くというのは、いつもより感受性が高まると思います。
国内でそれが最も感じ取れるのが、やはり離島かなと思っています。
小さな島の中でも暮らしがあってというのは当たり前のことですが、首都圏育ちには、それだけでも魅力的で異文化的に映るものです。
船便でやり取りしているとか、道路が繋がっていない集落があるとか。
五島や沖縄(八重山)も好きですし、直島みたいにアートの聖地として近年造り上げられた場所も「島」というコンセプトがより魅力度を高めているように思います。
アフターコロナの旅行
さて、アフターコロナの旅行について。
私は「寄付はしないで現地でお金を使う主義」なので、観光業にはお金を落としたいと思っています。
自由なひとり旅なので旅行代理店はほぼ使ったことがありませんが、知り合いが勤めている会社も大変そうなので、そこも利用しないとなあと思っています。
行先はあまり考えていませんが、気の向くまま、足の向くまま、脳の向くままですかね。
何はともあれ、早く自由にひとり旅ができることを切望しています。